コンセプト
地球温暖化やシックハウス症候群などが社会問題化し、自然素材の活用とともに、在来工法が見直されることで、無垢の建材や土、漆喰への需要が高まってきました。こうした社会背景によって、知識と技術を兼ね備えた左官職人が求められていますが、職人の高齢化や育成の場の不足など、さまざまな建築現場で職人不足となっています。
当左官塾では、ひとりでも多くの職人を育成するために、社員として働きながら、学ぶ機会を設けることで、 より早い左官技術の習得をめざしています。壁の基礎となる竹の編み方や漆喰を塗るなど実作業を通して技術を学び、 左官仕上げの魅力や奥深さを伝えていくことで、技術の継承を行います。
具体的には、半年にわたって週2回(火曜日・金曜日)、外部講師を含む高度な技術を持つ講師陣からの実地を織り交ぜた座学によって幅広い基礎知識や技術を学びます。残りの3日間は、実際の現場で働きながら“生きた技術”を身につけることになります。 左官業界の発展のため、幅広い人材を受け入れておりますので、詳しい内容についてお気軽にお問い合わせください。